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2009年度公式ポスターコンテスト 結果発表

2009.07.29お知らせ

オレンジリボン運動公式サイト「子ども虐待防止 オレンジリボン運動」/啓発ポスター デザインコンテスト

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子ども虐待防止オレンジリボン運動「公式ポスターデザインコンテスト2009」は応募総数310作品、その殆どがプロデザイナーからの完成度の高い作品でした。6月末日の締め切られ、7月6日に選考会が行なわれ最優秀賞1点、優秀賞3点、支援企業賞が決定しました!
たくさんのご応募誠にありがとうございました。



審査員の総評はこちら

表彰式の模様はこちら
 

審査員紹介

審査委員長
児童虐待防止全国ネットワーク 理事長
吉田恒雄
全国児童養護施設協議会 会長 中田 浩
株式会社シークルーズ 代表取締役
クリエイティブディレクター
渡邉育雄
読売新聞東京本社 社会保障部 部長 小畑洋一
児童虐待防止全国ネットワーク 副理事長 椎名篤子


 

審査会の様子

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最優秀賞
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東京都荒川区  小川哲也様
 

吉田 恒雄
オレンジリボンを広く知っていただけるように、リボンを前面に出してアピールしている点を評価しました。リボンを中心に子ども達がいきいきとしているところが、印象的です。


中田 浩
支援を必要とする人達に対して、周囲の人たちの力が必要という意味と、オレンジリボンのイメージ拡大に寄与する、という訴える力が前面に出ていて素晴らしい作品になっていると感じます。リボンの周囲に子どもを配置しているのもよい、と感じました。


渡邉 育雄
第1回オレンジリボンポスターコンテストにふさわしい作品だと思います。「児童虐待防止」の要素をもう少し強く出せれば、とても良い作品になると思います。子ども達の楽しげな表情も素敵です。


小畑 孝一
オレンジリボンをメインにした作品の中では、最もセンスを感じさせる。シンプルで明るいタッチも好印象。「虐待防止」のメッセージをもう少し強めればさらにアピールが増すだろう。


椎名 篤子
初めてのポスターコンテストですので、オレンジリボンを知っていただくことを第一と考えて選びました。家族がそれぞれの笑顔でオレンジリボンと共にいる構図が好きです。

 

 

優秀賞
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香川県高松市  野田弥生様
 

吉田 恒雄
地域を象徴する大きな腕の中で子どもだけでなく、お父さんお母さん、お祖父ちゃんお祖母ちゃん(そして犬も)ニコニコ楽しそうです。オレンジ色を基本としたトーンであることも選考した理由です。


中田 浩
虐待防止は周囲の人達の協力が欠かせないので、地域の力を強調していて、手の中の多くの人の配置もうなずかせるものがあり、全体に暖かさを感じさせるものがあり、よい印象があります。


渡邉 育雄
地域社会の大切さが表現されている、考えさせられる作品だと思います。犬や魚が描かれているところがホッとします。


小畑 孝一
「地域のチカラ」は、まさにキーメッセージ。イラストも分りやすく、作者の意図が明確に伝わってくる。単なる育児支援啓発と誤解されないために、オレンジリボンをもう少し強調する方法もある。


椎名 篤子
子育てを応援したり、見守ったり、地域のいろいろな立場にある人たちが、「それぞれにできること」をしていくことで、子ども虐待を防止したい。そんな思いを込めて選びました。

 

 

優秀賞
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神奈川県秦野市 永松真依香様

吉田 恒雄
オレンジ色を背景に大きなオレンジリボンを付けたお母さんが子どもたちをやさしく、楽しく抱っこしているところがほほえましいです。「ぽかぽか笑顔を!」のコピーもホッとさせてくれます。


中田 浩
子ども達が包み込まれている印象があり、全体の色調も暖かいものを感じました。


渡邉 育雄
手描きのイラストがとてもインパクトがあり、温かみを感じます。なんといっても、イラストの良さでしょう。


小畑 孝一
若者らしい感性で、独特のタッチが目をひく。オレンジリボンをもう少し協調できれば、さらにコンセプトが近くなるのでは。


椎名 篤子
子どもが、心の底から笑う。当り前のことのようですが、子ども虐待は、それを奪ってしまいます。この絵は、お母さんの腕の中の子どもともとれますが、子ども達の心の中に住む「大好きな大人」に私たちがなれるのだ、と伝えてくれているようにも思います。

 

 

優秀賞
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京都府京都市  大狩武志様

吉田 恒雄
写真をデザインに使ったところにインパクトがありました。子どもの小指にオレンジリボンが結ばれ、それを握っている先に地域が繋がっているように想像されます。


中田 浩
虐待防止をストレートに訴えるもので、インパクトのある表現がされている、と感じます。


渡邉 育雄
赤ちゃんの手にオレンジのリボンを持たせた所がGOODです。発想が良かったと感じます。


小畑 孝一
リボンを握りしめる子どもの手がリアルでインパクトがある。「SOS信号」というダイレクトなコピーには賛否両論あるだろうが、ホンワカ系が多い中で、強いメッセージを感じさせる。


椎名 篤子
虐待環境から子どもを救い出すことが、まず優先されます。「あれ、変だな?」というSOSのサインを、周囲の大人たちがいち早くキャッチするためのポスターとして選びました。

 

 

 

(財)SBI子ども希望財団 賞
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神奈川県横浜市
八下田佳純様
日本アムウェイ 賞
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北海道札幌市
村上鶴芳様
フィリップモリス ジャパン 賞
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埼玉県蓮田市
九法祐杏様
当団体で第一候補とした作品は作者のコメントの通り親子の暖かさ愛情あふれる関係を強く感じさせる作品であり、直観的に選びました。
親と子がお互いに信頼し、穏やかな表情が印象的です。親と子の関係はこのようにありたいものだ、と感じました。
オレンジリボンというマークをしっかりと伝えることができることとメッセージが一部の人だけでなく大人から子どもまで届くデザインです。
また、「責める」という姿勢ではなく、理解し手をさしのべる、というメッセージが伝わるところも共感できました。
子ども虐待をなくすには、育児で孤立している家族への暖かい見守りとサポートが必要であると言われています。選考させていただいた作品は子育てを 皆で見守る、というコンセプトが分かりやすく、また誰が見ても共感を得られる様な色調で表現されています。子どもがいる人もいない人も、多くの方がこのポ スターをみて、共感を覚えるものだと思います。
     
サイバークエスト
コーポレーション 賞

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東京都武蔵野市
北田光志様
日本ケンタッキー
フライドチキン 賞

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静岡県浜松市
桑田亜由子様
 
写真のリアリティと色(黒)の強さが何枚もはられるポスターの中で、目立つ事が出来ると感じました。無力な赤ちゃんの姿は親にも小学・中学生にも強く訴えると感じています。
黒とオレンジのコントラストから、オレンジを印象づける効果もあると思います。ポスターからはじまって、見る人にイメージをふくらませることができる作品です。
社会全体で子どもや子育て中の人を守り支援しようというオレンジリボン運動を、明るくわかりやすく表現した作品に共感しました。
子どもは未来と希望をいっぱいに抱いた社会の宝です。子育て中の人が育児の大変さだけでなく、喜びと幸せを強く実感でき、また、子どもたちは大人を信頼し安心して育つことができるよう、子どものいる人にもいない人にも関心をもっていただけると思います。