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2022.11.30活動報告
第20回子どもの虐待死を悼み命を讃える市民集会開催のご報告
日時:2022年11月27日(日) 13時~17時
会場:銀座ブロッサム 中央会館ホール
【司会・読み上げ】松下木聖 さん
【演奏】小林洋平さん 他の皆さん
【講演・トークセッション】田中れいか さん(一般社団法人ゆめさぽ代表理事)/長岡絢 さん(児童養護施設福音寮)、渡部暁恵 さん(NPO法人チャイボラ)
会の冒頭では、厚生労働省虐待防止対策推進室長の羽野嘉朗様にご登壇いただき、加藤勝信厚生労働大臣から寄せられたメッセージを代読、国や地方自治体と地域が協働し、社会全体で児童虐待を未然に防止し、将来を担う子どもたちが健やかに育つ社会を創ることを呼びかけました。
第1部では、厳粛な雰囲気の中、虐待によって命をおとした子どもたちの死に至った原因などを読み上げ、参加(視聴)者全員で黙とうを捧げました。また、心こもる温かい演奏に、心癒されました。
第2部では、「生い立ち関係なく、誰でも好きなじぶんになれる!」をテーマに田中れいかさんに講演していただきました。児童養護施設での暮らしや自立で直面する困難、そして自らの夢へと向き合っていくまで、ご自身の体験を含めてお話ししていただきました。講演に続いては、トークセッションを行いました。ショート・トワイライトステイなど児童養護施設と地域とのかかわり、そして自立やアフターケアへ向けた取り組みや、周囲のかかわりについて、ご紹介頂きました。
第3部 子ども虐待防止を訴える「鎮魂の行進」
今回4年ぶりに実施することができ、会場をスタートして銀座大通りを参加者の皆さんと行進しました。子ども虐待防止を訴えるオレンジのボードやルミカライトを手に銀座を行きかう人々に子どもと子育てにやさしい社会作りの大切さを訴えました。
昨年よりも多くの方にご参加いただき、感謝の気持ちとともに、あらためて皆様と子ども虐待防止のためにできることについて考える良い機会となりました。
※会場への来場者数250人、オンライン参加(You Tube Live視聴回数)303回