12/2 市民ミーティング開催報告～私たち一人ひとりに何ができるか～

私たち一人ひとりに何ができるか
～子ども虐待防止のための市民ミーティング～

主催：児童虐待防止全国ネットワーク
日時：2023年12月2日（土）10:00～12:00
場所：日本教育会館（東京都千代田区一ツ橋2-6-2）　703号会議室
参加人数：9名 

　主に個人サポーターへ参加を呼びかけ市民ミーティングを開催しました。当ネットワークの成り立ちや活動内容を紹介したあと、虐待防止の現状や要因、虐待としつけの概念の違い、こども家庭庁について情報共有いたしました。
情報共有後は、「虐待の事件などをとおして思うこと」「自分にできること、私たちにできること」についてグループ内で20分ほど話し合い、全体共有をしました。

その中で寄せられた声をいくつかご紹介します。 

【虐待の事件をとおして思うこと】
・通報をするにはハードルが高い。SNSなどを上手に利用してもう少し通報に対するハードルを下げて欲しい。
・通報に関する啓発として、カジュアルなかたちでのCMを流してほしい。
・虐待加害者の裏側にはなんらかの背景があると思うので、被害者に対する支援はもちろん、加害者に対する支援も必要だと思う。
・専門家として気になる子を見守るところまではできるが、その先どうすればいいのか考えさせられる。

【自分にできること、私たちにできること】
・地域のかかわりを深めて、まずはあいさつから始めていきたい。
・専門家（保育士）として気になる子どもは継続的に見守りたい。
・虐待に関する認識を変える活動をしたい。

今回はリアル開催となりましたが、小学生のお子様連れのお母さまや、大学で当団体の活動を聞いた大学生、保育の専門家などさまざまな方にご参加いただき、実りある話ができました。

今後も継続的にこのような話し合いの場をもちたいと思います。参加者の皆様、ありがとうございました。