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11/17 第22回「子どもの虐待死を悼み命を讃える市民集会」開催のご報告

2024.11.25東京都活動報告

第22回子どもの虐待死を悼み命を讃える市民集会開催のご報告

日時:2024年11月17日(日) 13時~17時
会場:銀座ブロッサム 中央会館ホール

【司会・読み上げ】松下木聖 さんDSC07419.JPG
【演奏】小林洋平さん、林良さん、伊藤友馬ストリングスの皆さん
【講演】蓮田健さん(慈恵病院 理事長兼院長)

会の冒頭では、こども家庭庁支援局局長の吉住啓作様にご挨拶をいただきました。児童虐待を防止するためには、国や地方自治体、地域が連携し、子育てに関する悩みを丁寧に受け止め、子どもや子育て家庭が孤立しないよう、その後の支援に結び付けていくことが重要であると語られました。そして社会全体で子ども虐待を未然に防止し子どもたちが健やかに育つ社会を共に創ることへの決意が呼び掛けられました。

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第1部では、虐待によって命をおとした子どもたちの名前やそこに至った要因について、厳かな雰囲気の中、読み上げられました。
そして、参加(視聴)者全員で黙とうを捧げました。心が込められた演奏の際には、その際に湧き上がってきた複雑な感情をあたたかな気持ちへと変え、子どもたちを想う時間となりました。


第2部では、「赤ちゃんポスト、内密出産を通じて見えてきた不都合な真実」というテーマで、蓮田健先生にご講演いただきました。赤ちゃんポストの現状について、さまざまな事例や動画を交えながら、過酷な状況での妊娠・出産など、診療の際の葛藤であったり、母親が背景にどのようなことを抱えているのかについて、貴重なお話をいただきました。現在の課題そして、これからの赤ちゃんポストの広まりについてもお話をいただきました。

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第3部 子ども虐待防止を訴える「鎮魂の行進」
本年も、会場付近の出発点よりスタートし、銀座大通りを参加者の皆さんと行進しました。子ども虐待防止を訴えるオレンジのボードやルミカライトを手に銀座を行きかう人々に子どもと子育てにやさしい社会作りの大切さを訴えました。

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昨年よりも多くの方にご来場いただき、あらためて子ども虐待防止のためにできることについて参加者の皆さまと考える機会となりました。

 ※会場への来場者数310人、オンライン参加(You Tube Live視聴回数)410回