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公式ポスターデザインコンテスト2024 結果発表

2024.07.08お知らせ

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子ども虐待防止オレンジリボン運動「公式ポスターデザインコンテスト2024」に多数のご応募を頂きまして誠にありがとうございました。
今年度も幅広い層の方々から、一般部門とユース部門、あわせて725点(一般:523点、ユース:202点)の作品が寄せられました。
どの作品も作者の想いや願いが込められた素晴らしい作品ばかりで、子ども虐待防止への意識が高まっていると感じられます。
審査員および共催企業・団体様による厳選なる選考会において、各賞が決定しましたので、今年度の受賞作品について発表いたします。

公式ポスターの部
・最優秀賞1名
・優秀賞1名
・オレンジリボンサポーター賞1名・・・最終選考作品の中からサポーターによるWEB投票にて決定

ユース部門(中学生以下)
・ユース最優秀賞1名
・ユース優秀賞2名

特別賞
・企業・団体賞、東京都福祉局長賞・・・9名

なお、このコンテストは、主旨にご賛同いただいた支援企業・団体の皆様と共催し、実施しております。
受賞されましたポスター作品は各企業・団体様オリジナルのオレンジリボン啓発ポスターとして、幅広く活用されます。

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授賞式の様子

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<審査員による審査>

駿河台大学 メディア情報学部 教授 城井 光広 氏
株式会社電通 BXCC ARデザイナー 道寄 浩美 氏
全国児童養護施設協議会 会長 桑原 教修 氏
読売新聞東京本社 社会保障部 編集委員 二階堂 祥生 氏
児童虐待防止全国ネットワーク 理事長 吉田 恒雄
  2万6千名を超えるサポーター

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赤岩 有希 様

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子育てをしながら地域の「つながり」について色んな事を日々考えています。
私自身も子どもを産み育てる中で「しっかりしなきゃ。自立しなきゃ。」と無理して体と心を壊してしまった時期もありました。もっと周りの人たちに甘えたり頼ったりできたら良かったなと後悔したりもしました。なかなか思うようにいかない事もたくさんありますが、一人一人がまず自分自身を大切にして、幸せになって。そしてその喜びが心から溢れたとき、その溢れたしあわせで、誰かのために何かできたらいいな。そしたら幸せの連鎖が起きる!未来はとても明るいな...って思いました。そうなればいいなという願いを込めてこの絵を描きました。

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この度は、このような素晴らしい賞に選んでいただき、誠にありがとうございます。
子育ては絶対に一人ではできません。頼っていいんだよって伝えたい。
みんなで楽しく子育てができたら、みんなが幸せ。
周りの人から受け取った愛情や優しさは、どんどん繋がっていくはずです。
このポスターを通じて、少しでも多くの方にオレンジリボン運動を知ってもらい、子どもたち(未来たち)が笑顔で毎日を生きることができる社会になることを心から願っています。

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とにかく明るい笑顔で賑やかな人々の絵が目に飛び込んできました。親子のつながりはとても大事なことですが、都市では薄れがちなことです。親だけでなく、地域の人達にも触れ合っていれば、子どもはすくすくと育ち、やがて大人になって、子どもや老人、近所の人たちとの健全なコミュニケーションをとっていける大人になれるでしょう。この作品のメインコピーもシンプルで絵に合っており活躍してくれるポスターになりそうです。

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佐々木 美樹子 様

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笑顔の輪をオレンジリボンで繋げよう。

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この度は私の作品を優秀賞に選んでいただき有難うございました。
子供と子育てにやさしい社会をテーマにして、オレンジのリボンで繋がる人々の笑顔を描きました。
子育ては、わからないことも多く、思い通りにはならず悩んだり苛立つことも多いと思います。
そんな辛い時には「子供と子育てにやさしい社会の輪」で助けられるのが当たり前で、それが子どもの虐待防止につながるれば良いなという思いをデザインに込めて仕上げました。

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多くのおとなと子どもの笑顔の輪が、オレンジ色で明るく楽しく表現され、輝いているのが印象的です。「子どもと子そだてにやさしい社会」の実現のために、子ども虐待防止に関心をもち、ともに支えることの重要性が伝わってくるようです。

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 ●B2_サポーター賞_大谷博之.jpg

大谷 博之 様

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子供たちが歩いている何気無い日常のワンシーンですが、一人うつむき色が無い子がいます。虐待によるSOSを出したくても出せない子は何気無い日常にいる為、一人ひとりが関心を持ち、SOSに気付く社会であって欲しいと言う意図が込められています。

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この度は「オレンジリボンサポーター賞」に選んでいただきありがとうございます。
児童虐待に関して、実際無くす事は難しい事だと思います。
ですが、減らしていく事は可能だと思っています。
そして虐待を減らしていく為には、まず、虐待に気づく事が大事であると考えこのポスターをデザインしました。
このポスターが児童虐待に対して考える「何か」のきっかけの一つになればいいと考えています。

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7人の子どもの中で、一人の子どもだけがグレーで下を向いて描かれ、困ったことがあるかもしれない子どもへの周囲の気づきの必要性をさりげなく訴えている点が評価されました。


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<ユース最優秀賞>

 ●【ユース】最優秀賞_多久島愛唯.jpg

多久島 愛唯 様

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私のテーマは「子どもの命を大切にする」だったので親が子どもを支えるような構図にしました。

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最優秀賞がいただけるなんて思ってもいなかったのでとてもうれしいです。私は子どもの命が大切にされるよう親と子の手を重ねて描きました。リボンをハート形にすることでこの世の中に愛情があふれてほしいという思いをこめました。ポスターをつうじてみんなが優しい気持ちになればうれしいです。
このたびはすばらしい賞をいただきありがとうございました。

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シンプルにオレンジリボンを持った子どもとお父さん、お母さんの3人の手に絞った表現がすばらしい。大人でも表現できないような描写力に目をひかれました。手の色味を引き立たせるための背景のぼかした青や緑も全体的に明るい表現にできた要因でしょう。リボンや黄色のバックのグラデーションもきれいに描けています。

<ユース優秀賞>

 ●【ユース】優秀賞_阿南夕涼_合成.jpg

阿南 夕涼 様

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一度でも「たすけて」「どうしよう」をいえない時がありませんでしたか。なぜそれを声に出せないと思いますか。子どもも、親もそれらの思いを抱えているのではないかと思いました。
実際に子どもと親の言葉や文を読みました。
「気づいて」と思っていてもそう簡単に周りは気づかずに時間が通りすぎたということもあり、とても「気づく」を考えさせられ、大きな「気づいて」を感じました。
願う子ども、親から私は、気づいてほしいとともに笑顔になってほしいという願をこめて作りました。

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素晴らしい賞をいただき誠にありがとうございます。虐待を受けている子どもたちの中で、助けを求めている人がいるならば、少しでも早く気づき、虐待のある社会を減らしたいという願いを込めて応募しました。小さい子どもほど助けを求めて恐怖を感じながら過ごしていると考えると、誰か一人でも気づく人がいることは大切だと感じました。このポスターを通して、虐待のある社会を子どもが笑顔になる社会へつながることを願っています。

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明るく元気な子どもにみえても、もしかしたら虐待を受けているかもしれません。「たすけて」がいえない子どもがいることに心を痛め、そうした子どもに気づいてほしい、そして共に笑顔になってほしいとの思いから、この作品が描かれたとのことです。その気持ちが十分に伝わってくるような作品になっています。

<ユース優秀賞>

 ●【ユース】優秀賞_漆谷秀仁_合成.jpg

漆谷 秀仁 様

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学校からかえったあと、休みの日
テレビを見ているとぼくより小さい子たちがぎゃくたいされたとかというニュースをきくとすごくかなしいです。
子どもたちがまい日たのしくすごせて、えがおであふれるはながさかせたらいいなぁとおもってこのえをかきました。

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ぼくのえがえらばれてすごくうれしいです。
ありがとうございます。
オレンジリボンをたく山の人にしってもらえて
なく子がいなくなるようなえをこれからもたくさんかきます。

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母の視点から、子供達は日々の悲しいニュースをどんな思いでみているだろうと考えてしまいますが、この作者さんは一人のお子さんの立場から、どうすればこの社会がよりよくなってくれるかを素直に考え、具体的に表現してくれました。その取り組みと視点に、大人であるわたしたちにも勇気を与えてくれます。素晴らしい作品をありがとうございました。

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<東京都福祉局長賞>

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山田 倭華 様

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周りの大人が気づかないところで虐待は起こっています。しかし、虐待を受け、悩みを抱えていても、なかなか助けを口に出すことができない子どももいます。子どもが心に秘めた助けを求める小さな声に気づき、耳を傾けること、寄り添ってつながりを持つことの大切さをテーマに制作しました。
糸電話は一人だけでは使えません。話す人と聞く人の二人がいることで成立します。一人で不安を抱え込むのではなく、二人で話し合って小さな声も聞き逃さない。自分の気持ちを相手に伝えて安心してほしい。そんな思いを込めて糸電話を通して会話をする二人を描きました。些細なことでも一人ひとりが行動することで、子どもの未来を守ることにつながると思います。

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この度は素晴らしい賞に選んでいただき、ありがとうございます。子どもの中には、大人に迷惑をかけてはいけないと悩みを抱え込んでしまう子も多くいると思います。その子たちを助けたい、気づいてあげたいという思いからこのポスターを制作しました。ポスターを通じて、なかなかSOSの声を出すことができなかった子どもも大人も、勇気を出して不安を打ち明けるきっかけになればと思います。

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糸電話を通して、子供のメッセージを受け止める大切さを上手く表現している作品です。
また、「気づいて、小さなSOS」という文言は、東京都がOSEKKAI化計画で掲げる「地域で子育てを見守る」という理念に通じる点があり、共感したので本作品を選びました。

<株式会社アイビー化粧品賞>

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山崎 加奈未 様

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作品名は「子供たちの笑顔咲く未来をつくる」です。
子どもたちの花が咲くような元気な笑顔があふれる社会になってほしいという思いを込めて制作しました。オレンジリボン運動についてより多くの人に知っていただき、子育てへの温かい支援や協力が広まってほしいと思います。

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この度は素晴らしい賞をいただき、誠にありがとうございます。今回のポスター制作は改めて子供虐待について考える機会になり、周囲の小さな支援で救われる人がいるのだと知ることができました。助けを求めたり、手を差し伸べたりするのはとても勇気がいることですが、オレンジリボン運動への関心が少しでも広まり、子供たちに虐待のない明るい未来を繋いでいけることを願っています。

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オレンジリボンのあしらわれた花を持つ子どもの明るい表情が印象的な作品です。オレンジリボン運動が広めていくことで、世の中を子どもたちの笑顔にあふれるものにしていきたいという作者の気持ちが伝わってきます。

<公益財団法人SBI子ども希望財団賞>

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柴田 明澄 様

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作品に描かれた二匹のクマは「保護者」と「子ども」であり、また「社会」と「子育てに悩みを抱える人」でもあります。虐待防止には、子ども自身や子育てに悩みを抱える人が、自分は決して孤独ではないと気づくことが大切だと伝えたいです。

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この度は素晴らしい賞をいただき、誠にありがとうございます。
学生である私の周りではまだまだオレンジリボン運動の認知度が低いと感じていますが、私や他の皆様が制作したポスターがこの運動をさらに広め、子ども虐待のない社会に近づくための手助けになれば幸いです。
簡単に解決するようなことではありませんが、このコンクールを通じて、子どもたちだけではなく子育てをする保護者、それらを取り巻く環境が少しでも良くなることを願っています。

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オレンジ色の親が涙を流し青がかった白い子どもを優しく大きく包み込んでいてまさに「その愛でつつんで。」というキャッチコピーを的確に表現しています。抱かれつつまれている子どもは、この親の子どもに見ることも出来るし、自分以外の虐待等で傷ついた子どもに見ることも出来ます。大きくオレンジを使い、インパクトのあるイラストが大変良いと思います。

<株式会社コミットコーポレーション賞>

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田辺 望 様

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それぞれの家庭を窓の形で表現し、中央に虐待が起きている家庭、周りに手助けするご近所さんを配置しました。
子ども虐待が身近で起こっていることに気付いてほしい。そしてその防止には私たちの関心や関わりが必要不可欠で、ほんの小さな手助けでもできることがあるとを伝えたい。
また子育てに悩んでいる方には家の外に助けてくれる存在があることを知ってほしいという願いを込めて作成しました。

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この度は素晴らしい賞をいただき、誠にありがとうございます。
今回のポスター制作にあたり、虐待は子供のSOSだけでなく虐待をしてしまう親自身のSOSでもあることを改めて学ばせていただきました。虐待を無くすには周囲の人々の関心や関わりが必要不可欠であり、通告する勇気で救われる命や心があることを多くの方々に知っていただき、虐待の無い社会に少しでも近づくことを願っています。

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隣の家から連日子どもの激しい泣き声が聞こえていたのですが、いざ自分が通報することを考えたときに「もし虐待ではなかったらどうしよう」といった感情が沸きました。結局通報することにしましたが、躊躇される方は多いと思います。「おせっかい?いいえ大事な手助けです。」というフレーズはそういった方々の気持ちを後押しする力になると感じました。また中心に描かれている母親の表情は怖いだけでなく涙が描かれていることから、子どもだけを救うのではなく母親も救うことになるという肯定感を感じることができます。

<株式会社GSクラフト賞>

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大友 淳 様

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地域内で、一人一人が思いやりを持って接することで子供達のちょっとした異変に気づく事ができる。
普段からそのような意識を心がけ、子供達や大人と接する事で虐待を未然に防げる事をメッセージに込めました。
一本の線で描かれるように、街全体で繋がりを持つことが大切であり、虐待のない地域は、子供たちがのびのびと生活できる事により自然と笑顔が増え、住みやすく豊かな環境になる事を願うデザインとしました。

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この度は、このような素晴らしい賞をいただき、誠にありがとうございます。大変光栄に思うと同時に、私自身も子を守る親としてこの賞に相応しい行動を心がけたいと、改めて感じました。
1人ひとりのほんの少しの気づきや、思いやりを持った行動・言動を意識し、地域との繋がりを大切にする事で虐待をなくしていけるよう自らが率先し、コミュニケーションの重要性を広めていきたいと思います。
このポスターをきっかけに、子供達が両手を広げて元気に遊んだり、笑顔の溢れる地域が増える事を願っています。

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オレンジの線で街や人がつながっているこの作品は地域のつながりを表していると思うのですが、線だけでシンプルな中に温かみも感じますし、細かい構成になっているのに、圧迫感がなく素敵な作品だなぁと思いました。地域とのつながりを大切にしたい、みんなを笑顔にしたいという気持ちがぬいぐるみ製作をしている弊社としても共感できましたので選ばせていただきました。

<全国遊技機商業協同組合連合会賞>

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荒木 凪沙 様

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児童虐待について考えたときに真っ先に思い浮かんだのが「作り笑いをしてしまう子供」のことでした。虐待を受けている子供たちが親の機嫌を取るためではなく、あるいは何でもないと取り繕うためでもなく、本当の意味で「こころ」から笑えるようになってほしいという願いを込めて制作しました。

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この度は素晴らしい賞に選んでいただきありがとうございます。いかなる理由があれ、親として責任と愛情をもって子供を育てるご家庭が増えることを願っています。

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安心した様子がうかがえる子供の笑顔の描写が、目に留まり、温かみのあるオレンジの優しい色彩と共に、ポスターを見た方に対して印象の残る作品と考え、選定いたしました。

<大和商事株式会社賞>

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木下 結心 様

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私はまだこどもなのでおとなの気持ちを全て理解することができませんが、おとなも褒められたいときがあるんじゃないかなと思いこのポスターを制作しました。こどももおとなもみんなたくさん褒め合えれば生きやすくなるのになと感じます。あとは母親がこどもを撫でたり抱きしめるポスターはよく見かけますが、逆に子どもが母親にというものがないなと思ったのも今回制作した理由のひとつです。

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この度は大和商事賞に選んでいただき、誠にありがとうございます。私はまだこどもなので、大人目線ではなく子ども目線から見た虐待防止のポスターを描きました。大人はなんでも当たり前のようにこなしますが、それはきっと当たり前じゃないんだろうなと思い、「えらい、えらい」をキャッチフレーズにしました。このポスターが誰かの力になれたら幸いです。

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ある意味虐待問題の被害者でもある母親も描かれており、又、前向きで勇気付けるような明るいメッセージ性が好印象でした。

<日本労働組合総連合会賞>

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木下 結心 様

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子育てはお母さんだけじゃない。お父さんもいるし近所の人や地域の人だってたくさんいる。そのことを改めて知ってもらいたくてこのポスターを制作しました。どうしても頑張りすぎると周りが見えなくなってしまうことってよくあるので、ひとりじゃないんだよと言うことを伝えられたら嬉しいです。イラストはシンプルだけどわかりやすさを意識しながら描きました。

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この度は日本労働組合総連合会賞に選んでいただき、誠にありがとうございます。1人の子どもを育てるということは想像以上に大変なことだと思います。なのでその不安を1人で抱えなくていいということを伝えたく、このポスターを描きました。このデザインのように、みんながパズルみたいに繋がってくれていたらいいなと思います。

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「繋がり」をパズルで表現したアイデアやデザイン性の高さにより、見るものに対してストレートにメッセージが伝わる作品だと思いました。

<東日本遊技機商業協同組合賞>

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山本 そらの 様

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一人ひとりの関心をテーマにしました。

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東日本遊技機商業協同組合賞」にお選びいただいたこと、誠にありがとうございます。 一人一人が自分なりの形でリボンを作り、そのリボンの輪があたたかく繋がり広がることをイメージしました。リボンの輪が広がることは、「理解」と「相談できる場所があることを伝えることや知ること」に繋がると考えます。 大人も子供もみんなが笑顔で暮らせることを願います。 そして、自分自身そのために何ができるのかをこれからも考えていきたいです。

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とても暖か味のあるタッチで、親しみやすいイメージが持てる作品で、オレンジリボン活動をぜひ知っていただきたいという意図が表れていることも啓蒙効果として印象を引き出す上では重要であると感じ、この作品を選定させていただきました。

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駿河台大学 メディア情報学部
教授 城井光広

前年を超える応募者があり完成度もさらに高く、一般528点、ユース作品193点から選考していくのは至難の業でした。一般作品はまず116点に絞り、そこから審査員と運営スタッフ補助の元で20点ほどに絞り込み、絵やイラスト、コピーを精査していきます。最後に過去の作品を確認しながら、さらにトップ5点ほどに絞り、最優秀賞、優秀賞を決定しました。毎年レベルが上がり、審査は何度も見直すことも多く、とても集中力を要しました。最優秀賞のポスターが活躍することはとても期待していますが、今回も応募していただいた方の力の入れようから、その関係者からもオレンジリボン運動が広がり認知されていくことが想像できました。それにしても優秀な作品が多かったので、デジタルサイネージのような媒体で、50点くらい観てもらいたいくらいでした。

株式会社電通
BXCC ARデザイナー 道寄浩美

本年度も「社会全体で親子を守っていこう」という温かい視点を持って表現された多くの作品に出会えました。毎年、審査員としても一人の母として大変心強く感じております。作品のレベルも年々高くなってきておりますが、今回は、技術面だけでなく、ご自身がどのような立ち位置から気づきや問題意識を持って作品にしておられるか、という視点から作品を選ばせていただきました。そのなかで「こういう社会をみんなで築いていこう」という想いを共有できる作品に出会えました。我々、そして社会にも勇気を与えてくれる多くの作品に出会えましたことに、心から感謝申し上げます。

読売新聞社東京本社社会保障部
編集委員 二階堂祥生

つらい思いをしている子どもに、できるだけ早く救いの手を差し伸べよう。子育てを支えることで、虐待を未然に防ごう。寄せられた作品のメッセージを大別すると2つに分かれると思いますが、言うまでもなくどちらも大変に重要であり、1つ1つの作品から作り手の強い思いが伝わってきました。どれも素晴らしく、「優秀作品」を選んでいいのだろうかと思ったほどです。
ユース部門では、シンプルで力強い構図の作品が多く、若者ならではのパワーを感じました。コメント欄からは、自分なりに学び、考えたうえで作品に向き合ったことがわかり、頼もしく感じました。

児童虐待防止全国ネットワーク
理事長 吉田恒雄

今回は応募作品数が全体として増加し、とくにユースの部の増加が顕著でした。作品数だけでなく参加校数も増え、学校での関心の高まり、取り組みの広がり徐々に進んでいることを実感しました。全体の傾向として、虐待の悲惨さを強調する作品はほぼなくなり、子どもの笑顔の大切さ、地域で子どもを温かく見守り、育てることの大切さを訴える作品が目立ちました。「子どもと子育てにやさしい社会」「一人ひとりができることをして虐待のない社会」を実現しようという、当ネットワークの目標が明るいイメージで表現され、ポスターを見た人を和ませてくれることと思います。
 今年度もご応募いただいた皆様、審査にご協力いただいた皆様、共催していただいた企業・団体の皆様には心より御礼を申し上げます。

東京都福祉局 様

選定させていただいた作品に限らず、ご応募いただいたいずれの作品からも、作成者の児童虐待防止に対する真剣さ・熱意が切実に感じられ、非常に有意義な選考作業になりました。
東京都としては、オレンジリボン憲章に加えて、「子供の声に耳を傾け、子供たちの未来を守る」という視点も含めて選考させていただきました。
このポスターコンテストをきっかけとして、虐待に苦しむ多くの子供達が救われることを願います。
今後とも児童虐待防止活動にご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

株式会社アイビー化粧品 様

今年もポスターコンテストにはたくさんの作品が寄せられ、児童虐待に対する問題意識のさらなる高まりを感じました。また、子供から大人まで広い年齢の方が参加されていることから、どの作品からも児童虐待を社会全体で解決していかなければいけない問題であると考えている強い意志が伝わってきました。
今回アイビー化粧品は山崎加奈未さんの作品を選ばせていただきました。オレンジリボンのあしらわれた花に囲まれて幸せそうに微笑む子供の姿からは、虐待の無い明るい未来に対する作者の思いが伝わってきます。ポスターを掲示することで作者の思いを広め、少しでも多くの方に児童虐待問題に関心を持っていただくきっかけになれたらと思います。

公益財団法人SBI子ども希望財団 様

例年に違わず、今回も素晴らしい作品が多かったです。
オレンジリボンをモチーフに様々なデザインの作品が有り、こんなリボンの使い方が有ったのか、リボンを使って優しさとか愛情がこのように表現出来るのか、オレンジの色を最大限活かしていると感心するような作品が多く、想像力と工夫を随所に感じることが出来ました。
そうしたことから、協賛企業の皆さまもそれぞれ良いと感じた異なる作品を選出されていて全体的なレベルの高さを感じることが出来ました。

株式会社コミットコーポレーション 様

虐待の相談対応件数が32年間連続で増えていることを考えると辛い気持ちになりますが、相談件数が増えているということはオレンジリボン運動の効果の表れとも言えると思います。今年もポスターコンテストに応募された方の年齢は幅広く、若年層からの視点や高年層からの視点によってオレンジリボン運動の捉え方も多様で選定に迷いましたが、原点に立ち返り当事者意識を持って選定させていただきました。

株式会社GSクラフト 様

今年もオンライン審査会を開催いただきありがとうございました。
初めての出席で緊張いたしましたが、審査会を通してオレンジリボンに関して知識を深める事と共に、再度自分の中で「虐待防止」「こどもたちの明るい未来」について再度考えるきっかけになりました。
今年は大変多くの応募があったとのことで、素敵な作品が沢山あり、選ぶのが大変でしたが、色んな表現の作品を見ることができましたし、会社や団体によって選ばれる作品が違うので個性があってとても面白いと感じました。
弊社で選定させていただいた作品のように、地域とのつながりを大切にし、地域全体で見守れるような社会になればいいなと思う気持ちを大事にしこれからもオレンジリボン活動をしていきたいと思います。
今後とも何卒宜しくお願いいたします。

全国遊技機商業協同組合連合会 様

今回の候補作品である116作品は、オレンジリボンが児童虐待の無い社会を目指す活動の中で、子供たちの沢山の笑顔や、オレンジリボンと手が結びつくなど、つながりを感じさせる作品が非常に多く、オレンジリボンが意図するテーマを強く感じました。
当連合会においても、組合員が積極的にポスターを掲示することで、オレンジリボンの活動へ更なる協力を実施したいと思います。

大和商事株式会社 様

年々若い世代の作者が増え、今後のオレンジリボン運動への関心や接点を増やす良いきっかけにもなっていると思います。加えて「児童虐待」というテーマの個々の解釈から描写、デザイン力の多様性を感じる今回の作品たちでした。それと全体的に気になった点が一つありまして、それはともすれば虐待の当事者にもなりえる「父親」の描写が少ないかなと思います。デザインする方としては描きづらく訴求力も弱く感じるのかもしれませんが、違ったアプローチにもなるかもしれないのでちょっと見てみたい気がします。

日本労働組合総連合会 様

今年度の応募作品は例年以上に目を引く作品が多く、作者の「児童虐待をなくしたい」という強い思いが伝わってきました。選考の際に意見が割れるなど一つの作品を選ぶことが非常に難しかったです。15回目の共催となりますが、今回も素敵な作品に巡り合うことができましたので日本労働組合総連合会の本部や加盟組織をはじめ、多くの職場でポスターを掲示するなど、児童虐待のない社会の実現に向けた啓発活動に精力的に取り組んでまいります。

東日本遊技機商業協同組合 様

毎年、コンテストに参加させていただいておりますが、今回もとても素晴らしい作品が多く、選定を行う役員が事務局からいただいた作品集を何度も見返し、それぞれが候補作品を選び、役員間で意見交換を行いながら5作品、さらに2作品を選んでおりますが、今回も中々決まらない議論が展開されました。
応募された作品からこの活動への熱意やパワーをたくさん感じました。
ポスターコンテストを通じてオレンジリボン運動を知り、もっと社会に広めて虐待のない社会が実現するよう、多くの方々と一緒に活動していることがとてもうれしく思います。
作品を応募された皆様には心より感謝申し上げます。今回も参加させていただきありがとうございました。

過去の受賞作品

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2022年度 公式ポスターコンテスト 受賞作品 発表ページへ
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