虐待かなと思ったら… 189 虐待かなと思ったら… 189

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【2020年度 公式ポスターコンテスト 結果発表】

2020.06.29お知らせ

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子ども虐待防オレンジリボン運動「公式ポスターコンテスト2020」に多数のご応募を頂きまして誠にありがとうございました。

今年度も幅広い層の方々から、一般部門とユース部門、あわせて385点の作品が寄せられました。
どの作品も作者の想いや願いが込められた素晴らしい作品ばかりで、子ども虐待防止への意識が高まっていると感じられます。

今年度の受賞作品について発表いたします。

審査員による厳選なる選考会において、各賞が決定しました。
・最優秀賞1名
・優秀賞1名
・ユース賞(中学生以下)1名
・オレンジリボンサポーター賞1名・・・最終選考作品の中からサポーターによるWEB投票にて決定

また、自治体・共催企業・団体様による厳選なる審査の下、
・特別賞(東京都福祉保健局長賞)
・企業・団体賞8名
が決定しました。

なお、このコンテストは、主旨にご賛同いただいた支援企業・団体の皆様と共催し、実施しております。
受賞されましたポスター作品は各企業・団体様オリジナルのオレンジリボン啓発ポスターとして、幅広く活用されます。

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<審査員による審査>

駿河台大学 メディア情報学部 教授 城井 光広 氏
株式会社電通 クリエーティブディレクター 吉田 豊 氏
全国児童養護施設協議会 会長 桑原 教修 氏
読売新聞東京本社 社会保障部 部長 山本 広海 氏
児童虐待防止全国ネットワーク 理事長 吉田 恒雄
  1万8千名を超えるサポーター

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最優秀賞_原田一穂さん.jpg

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原田一穂 様
 
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虐待を受けているも、自分で助けを求められない子どもたちがたくさんいると思いますが、大人が気付き、手を差し伸べなければなりません。その子を見れば、どんな気持ちでいるかはきっと分かるはず。顔は笑顔でも表向きには晴れていても、心の中は雨が降っていることもあります。そんなメッセージをこの作品に込めました。また、顔を描かないことで、様々な子どもたちに大人が目を向けられるようにしています。この作品をきっかけに、関心を持つ大人が増えることを願っています。


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この度は素晴らしい賞をいただき、ありがとうございます。
児童虐待という大きな社会問題に対して関心を持っていたつもりでしたが、制作にあたり現状や課題を調べていく過程で、自分がきちんと向き合っていなかったことに気付かされました。虐待のない社会になることを切に願っております。

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虐待を受けている子どもは、その気持ちを伝えるのが難しく、孤立していること、そうした子どもがいることに大人が気づく重要性が、後ろ向きの子どもの姿と「だいじょうぶ」という言葉から伝わってくるようです。

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優秀賞_野口主麿さん.jpg

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野口主麿 様

 
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私たちは虐待されている子供を助ける立場でなくてはなりません。それでも私たちは、誰かがやってくれるから、自分には関係ないから、と言い訳をして目を背けてしまっています。虐待から、現実から目を背けてしまった私たちはきっと、子供から見て虐待をしている大人と同じ顔をしていると思います。そんな私たちを、子供の視線から表現しました。

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この度は、栄えある優秀賞にお選びいただき、誠にありがとうございます。
私は、もしも目の前で虐待されている子どもを目撃してもすぐに助ける勇気が出ないかも知れません。そしてそんな風にすぐ行動が出来ない人は世の中にたくさんいるのではないでしょうか。しかし「助けたい!」と思う気持ちは誰しもが持っているはずです。
このポスターが、たくさんの人の行動のきっかけとなり、一人でも多くの子どもが救われることを強く願っています。


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リボンや子どもが配置される作品が多い中で、この変わったシンプルなデザインが目を引いた。よく見ると、一人だけまっすぐ見ており、みんなが虐待などを気づいても気づかぬふり、気づいてもみんなと同じに動けない・・・などなど、日常からちょっと勇気を出せば・・・ということを感じ取れる、プロっぽい配置のデザインである。

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谷許日菜子 様
 
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虐待のニュースを見るたび、そんな環境で暮らす子供たちのことを思うと、やるせない気持ちになります。親と子という立場において、「たすけて」の声すらあげられない子どもがたくさんいるのだと思い、その子たちの気持ちを考え、そのままコピーにしました。このポスターを見た方々が、「もしかして」と思った時に、勇気ある行動をとってくれることを願います。


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この度は、オレンジリボンサポーター賞をいただき、大変光栄に思います。選んでいただいた皆さま、ありがとうございました。
子供にとって家族、家庭は安らげる場所であってほしいと切に思います。当事者が自ら声をあげるのはなかなか難しいことです。このポスターが少しでも、辛い思いをしている方々の助けになることを願っています。


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虐待行為を受けても親から見捨てられないよう、耐え忍ぶ子どもたちの存在が浮き彫りになっています。そうした姿とは正反対の心の叫びを、このデザインからは強く感じ取ることができ、声なき声に気づかなければならないという強烈なメッセージとなっています。シンボルカラーのオレンジが最小限しか使用されていない色調が、さらにその印象を強め、このポスターに目を留めてしまうのではないでしょうか。


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ユース賞_蟹江実桜さん.jpg

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蟹江実桜 様
小6(応募当時)
 
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私は学校が好きです。自分の気持ちを理解してくれる人がたくさんいるからです。そのことを少しでも多くの人に伝えたいと思って描きました。ですが、大人に相談しても助けてもらえないのではないかと思い、なかなか相談できない子がいるかもしれません。それでもあなたのミカタはいるよ、大丈夫だよ。ということが伝わり安心して欲しいと思い、動物も描きました。少しでも多くの人が助けてもらえるといいなと思います。

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今回はユース賞という賞をもらえて、とても嬉しいです。私はユース賞をもらえるとは思わなかったので、賞をとったと聞いた時はとてもびっくりしました。
新型コロナウイルスの影響で虐待が増えているというニュースが流れているのを見て、とても悲しく思います。この休校期間で虐待について深く考えました。私の描いた絵を見て、一人でも多くの命が助かることを願っています。


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見る人を勇気づけるパワーを感じました。子どもらしい表現で、身のまわりにいるミカタをバリエーション豊富に描いていて、オレンジのリボンでつないでいる構図もいいアイデアだなと感じました。
このポスターを見た子どもが前向きに相談できることを期待させる作品です。自分の思いを一生懸命伝えようと描かれた絵に非常に好感を持ちました。





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<東京都福祉保健局長賞>

 
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植木綾子 様
 
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オレンジ色のリボンのブランコに乗り、弾けるような笑顔で未来に向かって飛び込んで行こうとする子ども。この笑顔を、未来を、誰も奪ってはならない、奪うことは即ち虐待であると、全ての人々に認識してもらえたら、、、と願いを込めて制作致しました。


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この度は、このような素晴らしい賞に選んで頂きまして、大変光栄に思います。制作にあたり、虐待の背景にあるジェンダー、貧困、社会的孤立、、等々の問題について考えさせられ、頭を抱えてしまいました。描いた子供の笑顔には、救いたいという思いと同時に、救われたいという思いもこもっていたかもしれません。オレンジリボン運動で、沢山の人が手を差し伸べる世の中になれば、と願います。


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見た人が思わず笑顔になるような、屈託のない子どもの笑顔が見る人を幸せにする作品であり、こんな笑顔でずっといてほしい、こんな笑顔になってほしいという思いを込めて選びました。

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<アイビー化粧品賞>

 
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北村友莉 様

 
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オレンジリボンの運動のおかげで笑顔になっていく子どもたちの姿を表現しました。普段は子どもと関わる機会があまりありませんがデザインでより良い社会を作っていく仕事に携わっている為、このコンテストに応募しました。コミュニケーションが薄れつつある現代社会の中、一人でも多く笑顔の多い暮らしをしていく子どもが増えたらと思います。


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今回、この様な名誉ある賞を頂きとても嬉しく思います。イラストは一つのリボンでみんなが一緒に繋がるイメージで制作しました。一人でも多く子どもたちの笑顔が増えたらと思います。


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子供の笑顔が何よりも大切。子供の笑顔で、家族が笑顔になり、地域社会の活性化につながると思います。
子供たちがつながり、幸せの輪が、どんどん大きくなるようなイメージを感じさせて頂いたことが選定の理由です。

<SBI子ども希望財団賞>

 
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榎本美帆 様

 
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このポスターは、見た人に、優しい気持ちになって欲しいと思いながら制作しました。子供や動物など、自分より小さい生き物の命を大事にしようという気持ちは、多くの人の心に本能的にあると思います。けれど、普段生活している時には自分のことで精一杯になり、子供の事がおざなりになったりしてしまいます。このオレンジリボン運動をより多くの人に知ってもらう事で、「子供を守る」という大人の役割を思い出して欲しいです。そして、助かる子供が一人でも増えたら嬉しいです。       


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この度は、このような賞を頂きありがとうございます。
最近はコロナウイルスの影響で家にいる時間が増え、虐待も増加していると聞き心が痛みます。
虐待を減らすには、子供の周囲にいる大人の日頃からの意識が重要だと思います。このポスターを見た人が、子供を思いやる気持ちを再確認してくれたら嬉しいです。


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親に抱かれる子どもの安心した笑顔が大変印象的で心に残りました。本来子どもたちにはこんな安らかな笑顔をしていてもらいたい。
さらに点描で描かれたイラストが優しさや温かさを感じさせてくれます。
キャッチコピーの「ちいさなえがおを、まもりたいから」はシンプルですがその言葉に尽きるように感じました。

<コミットコーポレーション賞>

 
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柾明日花 様

 
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このポスターで小さな命を救うことができるというメッセージを強く伝えたかったため、子供に手を差し出す側の目線にしています。また、オレンジは虐待で苦しむ子供達が求める暖かさや明るさの象徴なのだと感じ、オレンジ色をたくさん重ねることで「暖かさ」を描きました。そして、声を上げられない子供達の悲痛な叫びに、私たちは気づかなければならないと強く感じました。このオレンジリボン運動によって生まれる小さな「気づき」に救われるであろう暖かな未来のイメージを描きました。

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この度はコミットコーポレーション賞という素敵な賞に選考いただきありがとうございます。私自身は児童虐待が身近にあった経験はありませんでしたが、今回このポスターを制作するにあたり児童虐待の現状について知ることができました。もしもの時に、この運動が、私のポスターが、救いの手を差し伸べられるきっかけになることを願います。


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子どもの安堵の表情が温かい色合いでよく表現されています。ありがとうという見る側にポジティブな印象を与え、救われる子どもの気持ちがよく伝わります。弊社でもありがとうムービーというサービスを実施しており感謝の気持ちは人を幸せにするというコンセプトとも合致しておりましたので選定させていただきました。

<GSクラフト賞>

 
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小原真紀 様

 
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児童虐待の中でも約半数を占める心理的虐待。身体虐待とは違い、虐待によって追った傷が目に見えるものではないこと、子ども自身が1人で抱え込み助けを求めることができないことから、そのサインに気づきにくいです。しかしまわりの大人がその見えない心の傷に気づかなくてはなりません。そのため私たち大人が子どもたちにとって1番そばにいる頼れる存在であるべきだと考えます。そして子どもたちの見えない傷を1人1人が持つ優しさ(リボン)で包み込んで欲しいという思いでこの作品を制作しました。

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この度はこのような素晴らしい賞をいただき誠にありがとうございます。テレビで虐待ニュースを見るたびに心が痛み、自分も何かできないかと考え今回参加させていただきました。
キャッチコピーの通り、社会を"みんなで"子どもの心を守っていくという意識に変えていかなければと思います。
その思いがこのポスターを通じて届き、何か行動できる一歩になってほしいです。


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こちらのイラストを拝見したとき
優しく温かいイラストタッチと色合いに、必死に生きている子供たちの姿とその笑顔を想像しました。
きっとポスターを見た人は温かい気持ちになると思います。そんな包容力を感じ選定いたしました。

<全国遊技機商業協同組合連合会賞>

 
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辻村真輝 様

 
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「虐待かな?」と思っても、勇気がなければ行動に移すことができせん。大人が持っているオレンジリボンは「救い」「勇気」「命」を表しています。このポスターを見て、ほんの少しの勇気を出すことで、1人でも多くの子どもの命を救うことができればいいなと思い制作しました。私は現在、児童養護施設を訪問し子どもの心を癒すボランティアに関わっています。勇気を踏み出し「虐待」という問題と日々向き合っています。これからも多くの人が1歩踏み出す勇気を持ち、行動に移すことができたら良いなと日々感じています。


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虐待によって、1週間に約1人の子どもが命を落としています。さらに最近ではその実態が見えづらくなっているように感じています。1人でも多くの人がこの残酷な現実に気づき、1人でも多くの子どもの命が救われる事を切に願っています。
この度は、このような賞をいただきありがとうございます。


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大人が虐待に関心と勇気をもって差し出すオレンジリボンに、暴力の痕跡が認められる右手を差し伸べ、まさに虐待被害から救いを求めている緊迫した有様が描写されている。また、オレンジリボンマークの意味合いを再認識してもらえるよう中心に配置されており、その他の描写も含めて一般の皆様へ広く周知と関心が寄せられる作品である。

<大和商事賞>

 
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寺井千晴 様

 
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子どもたちの命や苦しみ、悲しみは、私たちで救うことができる。オレンジ色の元気な明るさのような未来をつなげることができること。この二つのメッセージをポスターに込めて制作しました。一週間に1人が虐待により命を落としていることを知り衝撃でした。一人でも救えるようにたくさんの人にこの活動を知ってもらいたいです。


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この度はこのような賞を受賞させていただき、ありがとうございます。
今回ポスター制作から、深刻な児童虐待についてさらに考えることができました。
ポスターから、たくさんの方々にオレンジリボン運動を知っていただくことや虐待という問題を考えるきっかけになってほしいなと思います。子どもたちの笑顔が増えること、ひとりでも多くの小さな命が救われることを願っています。

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オレンジベースのポスターで、笑顔のアイコンの中にSOSの顔が一つあり孤独感や寂しさが伝わってきます。虐待の実態を感じさせるコピーも分かりやすいと思います。

<日本労働組会総連合会賞>

 
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佐藤雄大 様

 
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オレンジリボン運動について、より多くの方に知って頂くことを目的に制作しました。関わる周りの人からのひと声や、子どもからのひと声が増えていき、だんだんと広がっていくことで多くの子どもの笑顔の花が咲く様子を表現しました。


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この度はこのような素晴らしい賞を受賞させて頂いたこと、大変嬉しく思います。ありがとうございます。私自身、子どもを持つようになって初めて虐待について知ることができ、深く考えるきっかけを頂きました。ポスターを通じてもっと多くの方に認知して頂き、子どもたちの目線で気づいてあげられる社会へ、そして子どもたちが勇気をもって相談でき、笑顔で過ごせる社会を築いていく力になれたらと思います。

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子どもの無邪気な笑顔の写真が親近感もありながら目を引きインパクトがある。キャッチコピーやその見せ方も目に留まりやすく、メッセージを伝える力がある。



<東日本遊技機商業協同組合賞>

 
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光田淑江 様

 
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「勘違いかもしれない」「私が通報したせいでお母さんが嫌な思いをしたらどうしよう」等、異変に気づいて電話をしようと思ってもためらってしまう人がほとんどだと思います。ひどい状況におかれている子どもがそこにいるかもしれないということを想像し、絶対に虐待だという確証がなくても「虐待かも・・・」という段階で連絡してもいいことをもっと知ってほしくてメッセージを強く出しました。

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このたびは素晴らしい賞をいただきまして、ありがとうございます。
現在は特に、外出も思うようにできずみんなストレスを抱える中なので、第三者による見守りがとても大切だと思いました。
身近に虐待で悩んでいる親子がいるかもしれないこと、また、それに周りの人が気づくことで親も子も救うことにつながるかもしれないことを一人でも多くの人に意識してもらえるよう願っています。


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迷ったら電話してほしいというメッセージ性に大変感銘を受けました。
勘違いでも何か子供に異変を感じたら相談をするということはとても大切だと思いますので選定させていただきました。

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駿河台大学 メディア情報学部
教授 城井光広

昨年に続き力作が多く、完成度の高いポスターに審査の判断に時間がかかりました。ユース作品も子どもなりに頑張っていて、微笑ましく思いました。
審査に当たり、駅構内など公共の場で、一目で気になるポスター作品ということを意識して選びました。デザインの配置に関しては、人物などのメインシンボルとコピーや「189」をうまく整理しないといけませんが、一番目立たせたい主役と、その脇役たちがうまくコントロールされていて、とても見やすいものが多かったように感じました。最終的に選ばれたポスターが貼られ、行き交う人が見ているところを早く見たいです。

株式会社電通
クリエーティブディレクター 吉田 豊

今年は新型コロナウィルスの影響で、リモートで選考するという、異例の事態となりましたが、その分、ひと作品ずつ時間をかけて丁寧に見ることができました。オレンジリボンの啓蒙活動で大切なのは、そのポスターを目に留めた人に対して"考えさせるパワーがあるかどうか"ということが非常に大切だと思っています。そういう観点ではどの作品も素晴らしく、一つを選ぶというのがなかなか難しい作業でした。選考に漏れてしまった方へも、絵筆をとりこの課題に対する自分の思いと向き合っていただいたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。

全国児童養護施設協議会
会長 桑原教修

どの作品も温かくて優しい印象があり、選考に戸惑いました。
ポスターのメッセージ性からは、虐待防止への関心度が高まってきたように感じています。

読売新聞社東京本社社会保障部
部長 山本広海

リモート審査ということで、WEB上で見ることと、実物に接して見ることでは印象の違いがでるのではないかと、少し心配していたましが、制作意図などのコメントと作品を見比べることができたことで、作品のメッセージなどをしっかり理解して審査に臨むことができました。
例年、オレンジを強調した作品が多かったですが、今回、一次選考に上がってきた作品は、オレンジの使用を最小限にして、その分、メッセージの表現方法やインパクトの出し方に工夫を凝らしていたものが多かったように感じました。

児童虐待防止全国ネットワーク
理事長 吉田恒雄

一般部門では、内容が充実し、「子どもと子育てにやさしい社会を目指そう」、「一人ひとりができることをして虐待のない社会を目指そう」との弊会の運動趣旨を十分に理解され、制作された作品が目立ちました。このコンテストを通じて、弊会のメッセージがさらに広がることを期待しています。 ユース部門では、昨年度と比較し応募作品数が増加し、しかも全国から応募がありました。学校、教育委員会関係者の皆様のご協力に感謝するとともに、このコンテストによって、子どもたちが子ども虐待防止について正しい理解をもち、オレンジリボン運動が広がっていくことを願っています。

東京都

数多くの卓越した作品の中から、限られた数の作品を選考するにあたり、非常に難しい選考作業となりました。各作品にご応募していただいた方々の児童虐待防止に対する熱い思いや切実な願いが込められており、一つの作品を完成させるまでに時間をかけて試行錯誤を重ねられたことが、各作品から伝わってまいりました。
このポスターコンテストをきっかけとして、幅広い世代の方がオレンジリボン運動に関心・興味を持っていただけることを切に願います。

株式会社アイビー化粧品

今回もポスターコンテストの作品は力作揃いで、選ばせて頂くのにとても悩みました。
児童虐待防止法が改正され、より多くの方々の関心が集まっていることも実感しました。
だからこそ、多くの方に見える形で啓蒙していくポスターコンテストは意味のある活動だと思います。
幅広い年齢の方が、オレンジリボンの活動に興味を持たれて、ご参加・ご協力いただけたことに改めて、感謝申し上げます。

公益財団法人SBI子ども希望財団

今回の応募作品全体を通してデザインが洗練されて、レベルが上がっているように感じました。
オレンジリボンの描き方にも様々な工夫がされて新鮮なものも目立ちました。
また、子どもたちの未来や笑顔を大切にするという思いやつながりや絆をテーマにした作品が多く当財団の思いと一致する作品が多くて選考に苦労しました。このオレンジリボンポスターコンテストに応募してくださる皆さま一人一人の児童虐待を防止し、子どもを救おうという気持ちを強く感じて大変有意義な活動だと改めて認識しました。

株式会社コミットコーポレーション

応募された方の年齢をみると14歳から71歳までと幅広い年代となっておりました。これまで以上に世代を越え、関心が高まっていることを感じ、今後ますます広がっていくことを期待しております。

株式会社GSクラフト

世代を超えて、どの作品からも「子供たちを守りたい」と強く願う気持ちが表現されていて、選定するのにとても悩みました。
少子化、核家族化が進む現代社会の中で子供たちがどのように感じ、私たち大人がどのように向き合っていけばいいのかと改めて考える貴重な時間となりました。

全国遊技機商業協同組合連合会 様

今回、一次審査通過作品を拝見し、いずれの作品も作成者の様々な観点と感性等をもって描写されており甲乙付けがたい。児童虐待防止のために虐待を受けている子ども、虐待をしている親の双方の気持ちに寄り添おうとする作品、そのうち特に虐待を受けている子どもに対してはひとり1人の関心、かかわりこそが大切であるという作品が多く、社会全体で課題解決に向けて取り組むメッセージが込められていたように感じた。

大和商事株式会社 様

ユース世代から抜け出してきた若い方の作品が目立ち、今までとは違う、こんなアプローチの仕方もあるのだなと感心させられました。また、個々の作品のトータルでの完成度も相当レベルが高くなってきたと思います。

日本労働組合総連合会

今年度の応募作品も、虐待防止やどうしたら虐待されている可能性のある児童を救えるのかについて非常に考えられており、性別や年齢を問わず印象づけられる作品が多いと感じます。
オレンジリボン運動について、そして、虐待が疑われるときは「189」から相談できることを、このオレンジリボン公式ポスターコンテストを通じてより多くの方に知っていただき、社会全体で子どもの成長や発達を支える活動が拡大することを願っております。

東日本遊技機商業協同組合

今回で3回目の参加となりますが、毎回応募される皆様の意識の高さや児童虐待をなくしたいという思いがとても強く伝わってきます。
いずれも甲乙を付けがたい作品ばかりで、作り手の児童虐待防止や相談窓口の啓蒙に向けた真剣な取組みの姿勢が伝わってきました。

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