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2023.08.04お知らせ
子ども虐待防止オレンジリボン運動「公式ポスターデザインコンテスト2023」に多数のご応募を頂きまして誠にありがとうございました。
今年度も幅広い層の方々から、一般部門とユース部門、あわせて787点(一般:424点、ユース:363点)の作品が寄せられました。
どの作品も作者の想いや願いが込められた素晴らしい作品ばかりで、子ども虐待防止への意識が高まっていると感じられます。
審査員および共催企業・団体様による厳選なる選考会において、各賞が決定しましたので、今年度の受賞作品について発表いたします。
公式ポスターの部
・最優秀賞1名
・優秀賞1名
・オレンジリボンサポーター賞1名・・・最終選考作品の中からサポーターによるWEB投票にて決定
ユース部門(中学生以下)
・ユース最優秀賞1名
・ユース優秀賞2名
特別賞
・企業・団体賞、東京都福祉局長賞・・・9名
なお、このコンテストは、主旨にご賛同いただいた支援企業・団体の皆様と共催し、実施しております。
受賞されましたポスター作品は各企業・団体様オリジナルのオレンジリボン啓発ポスターとして、幅広く活用されます。
<審査員による審査>
駿河台大学 メディア情報学部 教授 | 城井 光広 氏 |
株式会社電通 BXCC ARデザイナー | 道寄 浩美 氏 |
全国児童養護施設協議会 会長 | 桑原 教修 氏 |
読売新聞東京本社 社会保障部 部長 | 小林 篤子 氏 |
児童虐待防止全国ネットワーク 理事長 | 吉田 恒雄 |
約2万6000名のサポーター |
島尻 一成 様 |
放射状に描かれた街並みは連帯した地域の輪を表しています。優しく見守る地域に囲まれた子どもは太陽のように明るく輝き、健やかに育ってほしいという想いが込められています。虐待対応ダイヤルをわかりやすくシンプルに配置することで、素早くコミュニケーションを取れることを意識しました。 この度は、このような素晴らしい賞をいただき誠にありがとうございます。 明るい印象のシンプルなポスターである。 かわいい子どもと街を端的に表示しているので、目を引くと考えられる。よく観ると虐待防止運動のポスターであり、コピーで、やんわりと厳しい社会問題を伝えていることがわかるところもいい。 |
後藤 絵里子 様 |
困った時に助けを求められない中での子育てが、虐待に繋がってしまうこと、頑張りすぎず肩の力を抜いて子育てをすることの大切さを伝えたいという思いから制作いたしました。 素晴らしい賞をいただき、誠にありがとうございます。
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吉田 友哉 様 |
「見る人によって見え方が違う手」をコンセプトに、それぞれの人に虐待について考えてもらえるようなデザインを意識しました。子どもに伸びる「手」は救いの「手」であることもあれば、虐待をしてしまう「手」であるかもしれません。子育てに悩んでいる方にとっては、自身の行いを今一度見つめ直すこと、周囲に「もしかして」と思うことがある方にとっては、救える方法があるということを考えてほしいという願いを込めました。 この度は素晴らしい賞をいただき、誠にありがとうございます。今回のポスター制作にあたり、虐待の被害を受けてしまう子どもたちはもちろん、虐待をしてしまう人たちにも大きな悩みや不安がある場合があることを、改めて考えさせられました。 シンプルでわかりやすいところが良いと思いました。 「子ども虐待防止」をアピールするポスターという意味で、誰にでも伝わりやすい印象をもちました。 |
<ユース最優秀賞>
清水 星汰 様 |
思いやり やさしさはだれかの心をあたたかく明るくする。 困っている時には 手を差し伸べることが出来ればいいなそんな思いを表現し描きました。 この度は最優秀賞に選んで頂きありがとうございます。 絵の具で描かれた画面に小さくちぎった色絵がたくさん貼りつけられ、丁寧に仕上げられた小学校4年生の作品です。「困っている時には手を差し伸べることができればいいな」との制作意図を込めて、差し伸べられた傘の下に安心したような子どもの笑顔が描かれています。子どもへのやさしいい眼差しが十分に表現されたキャッチコピーとデザインとして高く評価されました。 |
<ユース優秀賞>
鈴木 綾菜 様 |
この度は、素晴らしい賞をいただき誠にありがとうございます。 屈託のない笑顔はとてもインパクトがあり、見ていると元気がもらえるようです。その子どもが「幸せである権利」、「笑顔を守る義務」を訴えていることをおとなはしっかりと受け止め、行動する責務があることを思い起こさせてくれます。デザイン、キャッチコピー共に子どものパワーが十分に伝わってくる作品です。 |
<ユース優秀賞>
田中 結奈 様 |
この度はユース優秀賞に選んでいただきありがとうございます。私は昨年もこの賞をいただき、さらに虐待について考えるようになりました。虐待のニュースを見るたびに心が痛みます。そして今も虐待に苦しんでいる子がいるかもしれないと思いました。もしそのような子がいるのなら、一人で抱え込まないで、いろんな人に頼ってほしいし、大人は子どもに寄り添って居場所を見つけてあげてほしいです。私のポスターが多くの人の支えや力となり、この世から虐待がなくなることを心から願っています。 「子どもの居場所はあなたがつくる」というフレーズは、大人の責任を痛烈にひと言で指摘した意味で、オレンジリボンの趣旨からもユース作品として嬉しくなりました。 |
<東京都福祉局長賞>
福森 奈々 様 |
子どもの虐待を防止するには周りの人が気づいて支えていくことが大切だと思っております。少しでも虐待を疑った場合は「児童相談所 虐待対応ダイヤル」のことを思い出してほしいという願いを込めて制作いたしました。子どもたちが健やかに生きていけるような社会になることを願っています。 この度は東京都福祉局賞に選んでいただきありがとうございます。 笑顔だけではなく、傷を負い涙している顔が描かれていることで、虐待対応の緊急性を感じることができました。 |
<株式会社アイビー化粧品賞>
むくた 梨子 様 |
子どもや家族を、町中で支え、関わり、見守っていくことが、子ども虐待防止に一番大切だと思います。 この度は素晴らしい賞をありがとうございます。 親子だけでなく、街並みや色々な年代の家族以外の人々の姿が描かれているところが良いと思いました。 |
<公益財団法人SBI子ども希望財団賞>
加賀田友子 様 |
みんなの優しさで親子を包み込むことで子育てへの悩みや不安が少しでも癒され、穏やかな気持ちで子育てができるようになり、児童虐待がなくなってほしいという願いを込めて作りました。 この度は素晴らしい賞をいただき、本当にありがとうございます。
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<株式会社コミットコーポレーション賞>
吉田 友哉 様 |
「見る人によって見え方が違う手」をコンセプトに、それぞれの人に虐待について考えてもらえるようなデザインを意識しました。子どもに伸びる「手」は救いの「手」であることもあれば、虐待をしてしまう「手」であるかもしれません。子育てに悩んでいる方にとっては、自身の行いを今一度見つめ直すこと、周囲に「もしかして」と思うことがある方にとっては、救える方法があるということを考えてほしいという願いを込めました。 この度は、素晴らしい賞をいただき誠にありがとうございます。 「見る人によって見え方が違う手」というコンセプトは本質を捉えるための感度を高く持っておく必要があるということが強く伝わってきます。また、その手が救いの手でありますようにというキャッチフレーズも、本質は何かと考えさせられる素晴らしい表現だと思いました。 |
<株式会社GSクラフト賞>
田中 杏奈 様 |
子どもたちが親のもとでのびのびと安心して生活できる社会をみんなで支えあって作っていけたらいいという願いを込めて製作しました。 この度は、素晴らしい賞をいただき誠にありがとうございます。
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<全国遊技機商業協同組合連合会賞>
今井 和瑚 様 |
私が「一番愛情を感じる瞬間」はなんだろうと考えたとき、ぱっと頭に浮かんだのが大切な人に抱きしめられた時でした。その反面、このような愛情を知らない、特に虐待を受けている子ども達もいるんだという現状も知り、胸がいたみました。このポスターでは少しでも多くの人がそんな子ども達のSOSに気付き、ぎゅうっと抱きしめてあげられるような社会になればいいなという思いを込めました。 この度は「全国遊技機商業協同組合連合会賞」にお選びいただき、誠にありがとうございます。幼い頃、親や周囲の人から受けとった愛情やあたたかさは、大人になっても強く心に残っています。このポスターをきっかけに、少しでも多くの人が児童虐待について考え、あたたかさを育むきっかけになれば幸いです。 大切な人に守られている子供の描写に、非常に暖かい温もりを感じることができ、オレンジ色の部分が多いため、目立つこともあり、ポスターを掲示した際に多くの方々の目に留まる作品と思い、選定いたしました。 |
<大和商事株式会社賞>
佐藤 光 様 |
母親の腕をオレンジリボンに見立て、やさしく子どもを包み込むモチーフをメインにしました。子どもの笑顔は母親はもちろん、周りの支えもあってつくられ、笑顔の花が周りに広がる様子を表現しました。 この度は素晴らしい賞にお選びいただき、誠にありがとうございます。 お母さんが子供を包み込む優しい親子の笑顔がとても素敵で、あたたかさを感じる作品が印象的です。 |
<日本労働組合総連合会賞>
石附 秋彦 様 |
子ども虐待のない社会のため、一人ひとりが関心を持ち、かかわってゆくことで、虐待のない社会をみんなでつくりあげてゆくことを、オレンジリボンが描かれた積み木で表現をしました。笑顔の大人が積み上げる積み木は、子ども達の健やかな成長を見守りながら、オレンジリボン活動のさらなるひろがりをイメージしています。キャッチコピー「ひとりじゃないよ」は、悩んで虐待に及ぶ保護者の相談のきっかけになるように、友人が語りかけるような言葉にしました。 この度は賞に選んでいただき大変嬉しく思います。 積み木をモチーフにしたことで、児童虐待のない社会は、地域のみんなで助け合うことによって築き上げられるという趣旨が、視覚的に分かりやすく伝わってくる。また、「ひとりじゃないよ」という優しい語り口調のキャッチコピーは、子どもも大人も親近感が持てると思います。 |
<東日本遊技機商業協同組合賞>
久木 理恵 様 |
住居から漏れ出す子どもの泣き声。一聴すると、ただ子どもが駄々をこねていたり、兄弟喧嘩をして泣いているだけに感じます。しかし、聞こえてくる泣き声の中には虐待にあっている子どもからのSOSが隠れていることもあるのではないかと思います。考えているその間にも虐待を受けた子どもたちの心身は傷ついています。189にダイヤルして、虐待にあう子ども達が笑顔になれる未来が来て欲しい。そんな思いでこのポスターを制作しました。 この度は、素晴らしい賞に選んでいただきありがとうございます。私は児童画教室で働いており、元気いっぱいの子ども達の笑顔はかけがえのないものだと日々感じています。しかし、虐待により笑顔になれない子どもも多くいるのが現状です。そんな子ども達のSOSに気づいてもらいたいという思いでポスターを作成しました。このポスターを通して、悲しいおもいをした子ども達に笑顔になってもらえることを願っております。 虐待のほとんどは周囲の大人が知り得ないところで起こっている。 |
駿河台大学 メディア情報学部 アイデア豊かな完成度の高い作品の数々に今回も巡り合うことができました。 |
株式会社電通 本年度も「虐待を止めたい」から「社会全体で親子を守っていこう」という想いのこもったポスターが増えた印象です。審査員としても一人の母として大変心強く感じました。作品のレベルも高くて驚きました。技術面だけでなく作者様のお考えがコンセプトやコピーにしっかりと軸が通っているものほど、デザインへの落とし込みまで完成度が高い印象です。そういった意味で、メッセージとその構造を読み解きながら選ばせていただきました。 |
読売新聞社東京本社社会保障部 虐待している親を責めるのではなく、社会全体で子育てを応援したい。そんなメッセージが込められた作品が多く寄せられ、選考しながらとても温かい気持ちになりました。それぞれが素晴らしく、優秀作品を絞り込むのが心苦しく感じたほどです。ポスターになって街中に貼られたら、きっと見た人々の心に響くことと思います。 |
全国児童養護施設協議会 コロナ禍の中で、直接作品に触れる機会は久しぶりで新鮮でした。「189」に加えて、相談専用ダイヤルの番号が加わったことで、ポスターへの印象が良い意味でソフトになった印象があります。ポスターの意義もステップアップしたようで、馴染みやすくなった気がしています。本事業の継続に感謝しています。 |
児童虐待防止全国ネットワーク 今年度のポスターコンテストでは、一般の部の応募では昨年度を上回り424作品となり、ユースの部では昨年度の3倍以上の363作品の応募がありました。その中には学校で事前学習が行われたことを窺わせる作品も少なくなく、教育の現場で虐待問題への取組みが進められてる様子を見て取ることができました。 |
東京都福祉局 様 毎年、多くの素晴らしい作品のご応募があり、選考が非常難しいところでございますが、今年も同様でございました。どの作品からも、児童虐待防止への熱意を感じることができました。東京都は、「東京OSEKKAI化計画」の理念でもある、「地域で子どもたちを見守るという」メッセージが込められているかという視点で選考させていただきました。 |
株式会社アイビー化粧品 様 先行きの見えなかったコロナ禍にもようやく収束の見通しが立ち、少しずつ今までの日常が戻ってこようとしている中、問題を抱えながら地域の中で未だに孤立している親子に対して、社会全体でケアしていくことが喫緊の課題となっています。 |
公益財団法人SBI子ども希望財団 様 今年度も大変素晴らしい作品が多く、選考に苦慮しました。 |
株式会社コミットコーポレーション 様 毎年共催させていただいておりますが、幅広い年代の方からの作品応募があり、子ども虐待の認知度が上がってきていることが伺えます。今年度の作品もたいへん素晴らしい作品ばかりで選考に苦慮しましたが、オレンジリボンのイメージだけではなくポスターから感じる違和感から何かを気付ける作品に焦点を当てて選考させていただきました。違和感にいち早く気付く感性を持つことが、子どもたちを救う力になると感じています。 |
株式会社GSクラフト 様 今年も子供たちの未来を明るいものにしたいという気持ちを持って選定に臨みました。今年のGSクラフト賞に選定させて頂いた作品も明るく可愛いイメージを持って、課題を訴求する力を感じたため、弊社の取り組みと、とても合っていると感動いたしました。 |
全国遊技機商業協同組合連合会 様 今回の応募作品は、オレンジリボンが児童虐待の無い社会を目指す活動の中で、手と手が繋がりあう作品や、オレンジリボンと手が結ばれる作品が多く、困難な状況に陥っている親子に、手を差し伸べることへの大切さを改めて感じさせる作者の想いが伝わりました。 |
大和商事株式会社 様 年々若い年代の作者が増え、今後のオレンジリボン運動の広がりを想像しながら選考しました。弊社のメインとなる掲載場所の通行量が多いため、例年一番重要にしている要素はキャッチーで分かりやすいということです。そういった意味では今年のコンテストは「リボン」「ハート」「親子」等のある意味"定番"を使用した作品が多く見られた中で、それぞれの個性を散りばめて表現しているので、社内選考では色々な意見のばらつきが出た今年度のコンテストでした。 |
日本労働組合総連合会 様 日本労働組合総連合会(連合)は今回で14回目の共催となります。今年度の作品も「児童虐待をなくしたい」「大人たちみんなで子どもを守る」といった強いメッセージを感じる素晴らしい作品に巡り合うことができました。年々、児童虐待に対する意識の高まりを感じます。職場や労働組合でポスターとして掲示した際に目を引く作品を選出することができたと思います。 |
東日本遊技機商業協同組合 様 私たちはパチンコ機の製造、販売、パチンコ店における付帯設備の製造、販売を行う会社で構成する商業組合として60年余りにわたり活動を行っております。以前より、パチンコ店駐車場に駐車している乗用車内に幼児が置き去りになり、尊い命が危険に脅かされ、あるいは犠牲となってしまうというな痛ましい事件がありました。このような事件を未然に防ぐために、オレンジリボン運動を業界の中で浸透させ、こうした事故のない、また子供たちが虐待を受けることのないよう、社会生活の中で気を配れるようになればとの思いで啓蒙活動を続けております。 |
2022年 受賞作品 |
2021年 受賞作品 |
2020年 受賞作品 |
2019年 受賞作品 |
2018年 受賞作品 |
2017年 受賞作品 |
2016年 受賞作品 |
2015年 受賞作品 |
2014年 受賞作品 |
2013年 受賞作品 |
2012年 受賞作品 |
2011年 受賞作品 |
2010年 受賞作品 |
2009年 受賞作品 |